労働派遣法改正【2014年】問題点|ブラック企業が増える!?

労働派遣法改正【2014年】問題点|ブラック企業が増える!?

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労働派遣法改正【2014年】問題点|ブラック企業が増える!?

労働派遣法改正【2014年】問題点|ブラック企業が増える!?

労働派遣法が改正されることによって、3年間で使い捨てされてしまう派遣社員が今よりも爆発的に増えてしまう可能性があります。

ただでさえ、弱い立場の派遣社員を、さらに追い詰めるような法律改正だと思います。

このような改正をすれば人件費がかかる正社員をどんどん少なくして、3年ごとに派遣社員を入れ替えれば企業側としてのメリットは非常に大きくなります。

安部首相は、答弁で「日本がグローバルな競争で生き残っていくためには、労働派遣法の改正は必要なこと」と述べました。

確かに、日本企業がグローバルな競争で生き残り続けるためには、厳しい法律の改正も必要かもしれません。

正規社員を雇わずに人件費が安い派遣社員をつかったほうが利益率が高くなるからです。

しかしながら、3年間で使い捨てられた派遣社員は、その後、どうやって生活していけばよいのでしょうか?

派遣会社で新しい仕事を紹介してもらえるから大丈夫という意見もありますが、必ずしも紹介してもらえるわけではないし、時給や条件がもっと悪くなってしまう可能性もあるのです。

実際に派遣社員を20年近くやっている私の友人は年齢も年齢ですが「最近は、紹介してもらえる仕事がない・・・あっても条件が悪い・・・」とぼやいています。グローバルな競争もいいですが、まずは日本国民が不安のない安定収入を確保できる生活を考えるべきだと思います。

企業は人が作り上げるものです。人件費がかからないから、経費削減・・・と言って、正規社員をどんどん切り捨ててしまえば責任を持って仕事をする社員がいなくなり、結果的には企業の不利益になるのです。


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ブラック企業が増えてしまう原因になるかも?

2014年、労働派遣法改正で、もしかしたらブラック企業が増えてしまうかも・・・という声もあがっています。今まで以上に派遣社員に任せることができる業務も増えることになるし、3年で入れ替えをすれば、正社員を雇う必要もなくなります。

企業としては万々歳ですが、雇われる方からしたら不安で仕方がありません。この法律改正を良いことに不当な労働をさせるブラック企業が増えてしまうかもしれません。

多くの人が、今回の法改正をした自民党に対して、「格差社会をさらに酷い状態にした自民党こそブラック企業だ!」という声があがっています。政府は必死になって派遣社員のメリットをアピールしていますが、それは目くらましだと思います。

「3年でクビを切られる派遣社員に対して、派遣会社が次の仕事を紹介する義務をかす。それができない派遣会社は営業ができなくなる。」なんて決まりを盛り込んでいるみたいですが、3年ごとにせっかく仕事を覚えたのに、たらい回しにされる派遣社員の気持ちをまったく無視しています。

他にも、キャリア形成支援制度なんて中身のない制度を作ったみたいですが、企業側に正社員として雇う気がなければ、こんな制度がいくつあっても意味がありません。政府は反感を減らすために派遣社員への配慮をしているふりをしているだけだと思います。

3年以上、1つの会社に勤務して正社員に登用される派遣社員など全体の数パーセントにも満たないのです。つまり、大半の派遣社員は3年以下でクビになり、次の仕事にまわされるのです。職歴はどんどん汚されてゆき、キャリアを積むどころか、どんどん正社員への転職が難しくなってしまうのです。

つまり、今回の法改正は、「派遣社員は一生、派遣社員のままで不安定な生活を送れ!」と言っているようなものなのです。世にはばかるブラック企業や、ブラック企業予備軍の会社にとって、これほど嬉しい状況はないでしょうね・・・。政府はいつでも企業の味方なのですね・・・。

何度も言いますが、企業を支えているのは社員です。社員の仕事に対するモチベーションを下げるようなことをすれば、一時的に利益は出ても、いつか悪い結果を招いてしまいます。社員を大切にしない企業に未来はないと思います。

政府にも同じことを言いたいです。日本という国を良くしたいなら、日本を支えている日本国民を1番に考えることです。具体的に、もっと派遣社員や契約社員など、非正規労働者を守る法律を手厚くして欲しいものです。


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キャリアップになるの?ならないの?

3年ごとに契約が打ち切られ新しい仕事を次々と変えていくことがキャリアップなるのでしょうか?私はならないと思います。なぜなら、派遣社員を使い捨てで雇用している企業が多いので、キャリアップになるような仕事を任せてもらえることはないからです。

3年ごとに契約を打ち切られることで、中途半端な職歴がたくさん残ってしまう・・・というデメリットのほうが大きいと思います。というか、どんな仕事でも1つの仕事を一人前にこなすためには最低でも3年かかります。

ようやく3年で1つの仕事を完璧にこなすことができた時にクビになるなんて、そんな理不尽なことはないのです。キャリアアップどころかキャリアを棒にふるような仕組みになっているのです。法律を決めている政治家こそ派遣社員として働いてみるべきです。

そうすればキャリアップになる!なんて言葉はでないと思います。いつか正社員になりたい!という意志があっても、企業側が「使い捨て」の考え方を捨てない限り、難しいのです。そもそも、正社員と派遣社員の業務の境目がないケースが多いのに、なぜ、ここまで待遇や条件が違うのでしょうか?

そこも大きな問題だと思います。誰だって本音は正社員になって安定した収入を得たいのです。その企業が適うような環境を用意するのが国の責任だと思います。

少子化が進む原因になるかも?

今回の労働派遣法改正で非正規社員が増えていけば、将来への不安から結婚をしないというか、できない若者が増えていくことになるでしょう。そうなれば30代になっても40代になっても一生、結婚しない人も増えてきます。

結婚しなければ子どもはできないので、さらに少子化問題が深刻になり、結果、日本経済にも致命的なダメージを及ぼすことになるでしょう。グローバルな競争・・・と外ばかり見て、肝心な日本国民の現状と先行きを見通していない国の政策はお粗末だと思います。

格差社会はなくならない・・・実力主義の時代に

労働派遣法改正により、さらに企業の立場が強くなります。もはや弱い立場の人が「仕事を選ぶ権利」を無くしていると思います。こんな法改正を行えば、企業はやりたい放題になってしまいます。仕事も選べず正規社員にもなれない・・・仕事に対するモチベーションも当然、下がります。

そのうち、社会人として世の中のために仕事をしているという気持ちもなくなり、単純に指示された業務をこなすことが「働くこと」という価値観になってしまうかもしれません。今後は、さらに正社員と非正規社員の収入の差が開き、ありえないほどの格差社会が進んでいくことでしょう。

経済も治安も悪くなり、「日本という国の良さ」がなくなってしまうかもしれません。もう1つ懸念されるのが、さらに実力主義の時代になるという点です。

成果が出せる人だけが正社員として安定した収入を得ることができ、その他、大勢の成果が出せない人は一生、派遣やバイトのまま不安定な生活を送る・・・そんなのは絶対に間違っていると思います。

格差社会に歯止めをかけるためには、もっと日本国民の現状を政治家が理解した上で、誰もが安心して暮らせる環境を提供することが重要だと思います。安定収入がなければ結婚もできないし、将来に希望を持つこともできないのです。

企業の競争、生き残りばかりを重視するのはやめにして、もっと弱い立場の人間のための法律を作って欲しいものです。

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