職務経歴書|クリエイティブ系の書き方【見本付き・無料ダウンロード】
クリエイティブ系の転職を成功させるためには、まず、何よりも、あなたが持っているセンスを効果的にアピールする必要があります。
クリエイティブ系の業界は「センスがものを言う」世界だからです。センスがないと、どんな仕事もうまくこなすことができないのです。
あなたが、「どのようなセンスを持っているのか?」を職務経歴書に具体的に書きましょう。
効果的な職務経歴書の書き方は、実績や成果を具体的なエピソード付きで盛り込むことです。
単に実績や成果を書いても、採用担当者にインパクトを与えることはできません。
実績や成果を出すために、あなたが、「どのような努力や工夫をしてきたのか?業務の改善をしてきたのか?積極的に行動することができたのか?」などと具体的なエピソードでまとめあげることで、あなたの仕事に対するセンスや知識、技術力を効果的にアピールすることができるのです。
実績や成果のエピソードを効果的に伝えることができれば、必然的に、専門的な知識と技術力も採用担当者に伝えることができるのです。
「●●の専門的な知識や技術を持っています。」とアピールするよりも、実績や成果につながるエピソードの中で自然にアピールすることができれば、採用担当者に良い印象を与えることができるのです。
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どんな技術と経験が求められているのか?しっかりと把握する。
応募先企業の募集要項やホームページをじっくりとチェックして、どんな技術と経験が求められているのか?しっかりと把握しましょう。これができていないと、間違ったアピールポイントを選択してしまい、評価が下がってしまうのです。
せっかく採用されるに値する技術や経験を持っているのに、それをピンポイントでアピールすることができないと、良い結果を出すことはできないのです。実際に多くの応募者は、求められている技術や経験を見つけ出すことができずに、的外れなアピールをして不採用に終わってしまうのです。
特にクリエイティブ系の転職試験においては、求められている技術や経験が「絶対条件」であるケースも少なくないので、条件を満たしていないと分かった時点で、落とされてしまうのです。つまり、採用担当者は、職務経歴書を見て、条件が満たされていないと判断した時点で、不採用にしてしまうといことです。
つまり、書類選考も突破できずに面接試験すら受けられないということです。書類選考で落とされないためにも、求められている技術と経験をしっかりと把握し、それに合致したスキルだけをピックアップして、ピンポイントでアピールしましょう。
どんなに優秀な実績とスキルを持ち合わせている人材でも、求められている能力とずれていれば採用は難しくなってしまうのです。
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作品が完成するまでのプロセスもしっかりと伝える!
クリエイティブ系の職業において、最も重要視されるのは実績です。つまり、あなたが今までに手がけてきた作品です。しかしながら、ライバルとなる他の応募者も、手がけた作品を優先的にアピールしてきます。高く評価された作品をいくつもアピールしてくるライバルもいることでしょう。
ライバルが多く競争率が高くなればなるほど、採用担当者に与える強いインパクトが必要になります。採用担当者に強いインパクトを与えるためには、その他大勢のライバルと同じことをやっていてはダメです。
ライバルと差をつけるためにも、作品だけでなく、その作品が完成するまでのプロセスや、エピソードなどを盛り込むようにしましょう。ちょっとした工夫をするだけで、職務経歴書は輝きを増すのです!
しっかりとしたキャリアビジョンをアピールしましょう!
クリエイティブ系の転職試験において、しっかりとしたキャリアビジョンをアピールすることは非常に効果的です。クリエイティブ系だからこそ、「将来的には、こんな作品を作ってみたい!」とアピールする必要があるからです。
肝心なのは、「●●がしてみたい!作ってみたい!」という自分の願望だけをアピールしないことです。必ず、「●●を手がけることで、●●の成果を出すことができます!」と業務に貢献できることをアピールしましょう。
「単に自分の好きなものを作りたい!」ではなく、「自分のキャリアビジョンも大切にしつつ、企業の利益もしっかりと考えている!」というアピールをすることが肝心です。こういったアピールをすることで、確実にライバルと差をつけることができるのです。
職務経歴書とは別に作品リストも提出しましょう!
職務経歴書の枚数が多くなりすぎてしまうと評価を下げられてしまいます。多くても、職務経歴書の枚数は3枚以内に抑えましょう。ベストは2枚か1枚です。職務経歴書に作品内容やリストまで記載しようとすれば、3枚以内に抑えることは難しくなってしまいます。
この問題を解決するためには、職務経歴書とは別に、あなたが手がけてきた作品のすべてが分かるリストを作成すれば良いのです。職務経歴書の書き方にルールはありませんので、自由に書くことができるのです。
作品内容や作品リストが分かる資料を添付することで、採用担当者に強い印象を植え付けることができるのです。作品リストや作品内容と魅力まで、資料を作成して職務経歴書とは別に提出できる応募者は少ないので、ライバルとの差別化を図ることができるのです。
ただし、注意して欲しい点が1つだけあります。それは、作品の権利関係の問題です。いくら、あなたが作り上げた作品でも、その権利があなたにないことの方が多いのです。あなたが作り上げた作品でも権利は企業にあるケースが多いのです。
企業の了承を得ることもなく、作品リストや作品内容を公開することで、後々問題になったり、モラルに反する行為だと評価が下がってしまう可能性もあるのです。そのようなことにならないためにも、前職の担当者にしっかりと権利関係の確認と了承を得ておく必要があります。
クリエイティブ職の経験が短い場合の対処法
「クリエイティブ職の経験が短い・・・」という事実は確かに不利です。しかし、過去の事実を変えることはできないので、ポジティブシンキングで考えることが大切です。クリエイティブ職の経験が短い場合は、他の部分を積極的にアピールしていきましょう。
例えば、適性検査を受けた結果をアピールしてみるのも有効な手段です。経験してきた仕事で吸収したスキルや、講座を受けて取得した資格などがあれば、積極的にアピールしていきましょう。社会人になってからの実績や作品がないなら、学生時代に手がけた作品を持ってきてアピールするのも効果的です。
肝心なのは、どんなに難しくても諦めず「絶対に採用を勝ち取ってやる!」という強い意志を持つことです。強い意志を持って臨んでいる姿をアピールすることができれば、採用担当者に与える印象も良くなるのです。
クリエイティブ系におけるヒューマンスキルの重要性
クリエイティブ系の職業は、意外に強い精神力や、ハードワークに耐えられる体力や忍耐力が必要となるのです。なぜなら、どの企業でもクリエイティブ系の職業は、仕事の納期に追われ続けているからです。
「1つの仕事が終わっても、そのまた次の納期が迫っている・・・」場合によっては「同時に、複数の納期が迫っている・・・」というケースもあるのです。迫ってくる納期は絶対に守らなければいけません。どんなに努力をしても、徹夜で仕事をしても、納期が守れなければプロとして失格なのです。
そういった意味では、まず第一に強靭な精神力が必要となってくるのです。次に、長時間勤務にも耐えられる体力と忍耐力が重要になってきます。つまり、この2つのヒューマンスキルを上手にアピールすることができれば、かなり良い評価をいただくことができるということです。
ヒューマンスキルを上手にアピールするためには、職務経歴書に仕事上のエピソードを盛り込むことが効果的です。もう1つ重視して欲しい点は、情熱です。クリエイティブ系の仕事は、果てしなく勤務時間も長くなり、徹夜になることも多々あります。
作品に情熱を持っていないと、とても続けられる仕事ではありません。「どれだけ自分の仕事や作品の情熱を込めてきたのか?」それが伝わるようなエピソードを職務経歴書に加えておきましょう。
クライアントとの交渉力やコミュニケーション能力もアピール
クリエイティブ系の職業は、クライアントとの接し方も重要視されます。クライアントがあってこそのクリエイティブなので、高い交渉力やコミュニケーション能力が求められるのです。
「交渉力をあります。」「コミュニケーション能力を持っています。」と抽象的にアピールしても伝わらないので、必ず、仕事上で、「クライアントと、どんなやり取りがあったのか?トラブルが起きた時、どうやって乗り切ることができたのか?どうやって信頼関係を築くことができたのか?」などを具体的なエピソードでアピールしましょう。
ディレクション業務経験やマネジメント経験は必ずアピールしましょう!
クリエイティブ系にとって、ディレクション業務やマネジメント経験ほどキャリアになる価値のある経験は他にありません。もし、あなたが少しでも経験したことがあるなら、必ず職務経歴書に書きましょう。
ディレクション業務やマネジメント経験でなくとも、1つのプロジェクトをまとめるポジションや、リーダー的な役割を果たした経験があるなら、是非とも積極的にアピールしていきましょう。そのようなエピソードが採用担当者は大好きです!
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